5#6 コントローラの焼損
5#6コントローラ(RX408)焼損のレポートです。

5#6練習中にコントローラが燃えてしまいました。初期消火(?)のお陰でコントローラの部品交換で再使用できました。

Robins22と全く同じトラブルです。【モーターのブラシの磨耗によるショート】でコントローラのFETの焼損です。

以前のレポートにも書いておきましたが鉄則である【おかしいなと思ったら飛ばさない】をスッカリ忘れていました。

焼損したFETは【FDS9926A】

http://www.fairchildsemi.com/ds/FD%2FFDS9926A.pdf

ですが代替として上位互換の【IRF8910PbF】

http://www.oyajin.jp/~toko/datasheet/IRF8910.pdf

を使いました。同程度の規格のFETであれば他メーカーの製品も使えます。
【IRF8910PbF】は下記の店で1個から購入できます。

http://indoor-airplane-world.com/?pid=3196917

なお、2個のモーターに2A(実測:Max 1.8A)程度のヒューズを取り付ければFETの保護が可能です。


【FETの交換作業】

【FET】の交換は下記の手順で行います。

(1)焼損したFETの取外し

焼損したFETを取外す時に基板に熱を加えすぎるとパターンが損傷してしまうのでまず、刃先の細かいニッパーで焼損したFETの8本の足元を切りFETを取外す。その後、ハンダコテとピンセットを使って基板に残った足を除去する。

(2)余分なハンダの除去

取外した後のパターンに余分なハンダが残っている時は【ハンダ吸取線】を使ってきれいにしておく。なお、吸引力の強い「ハンダ吸取器」を使うとパターンを損傷することがあるので要注意である。

【ハンダ吸取線】
http://www.goot.co.jp/item.html?c=108

http://eleshop.jp/shop/goods/search.aspx?&style=D&search.x=0&keyword=ハンダ吸取

【ハンダ吸取線の使い方(動画)】
http://www.hakko.com/japan/flv/show_video.html?id=wick_use

(3)取付け

基板を小型万力などで固定しておいてまず、ピンセットで「FET」の位置決めをする。この際、「FET」の向きを間違えないよう充分確認すること。次に対角で2本の足を仮(点)ハンダ付けして動かない状態にしておく。その後、8本の足を正規にハンダ付けする。

なお、隣の足同士がハンダ付け(ブリッジ)されてしまった時は一度【ハンダ吸取線】でハンダを除去し再度ハンダ付けすればよい。

【ハンダ付けの方法(参考動画)】
http://jp.youtube.com/watch?v=U-o9WzSgO0g

FETの交換

保護ヒューズの取付け

コントローラ(正面)

コントロール部

受信部

基板の接続
【準備中】 【準備中】